筋膜ストレッチ
下半身が全体的に硬い
足がむくむ
下半身のだるさがなかなか取れない
特に下半身が冷える
以前を怪我して治ってはいるが動きが悪い
怪我の予防をしたい
競技のパフォーマンスを向上させたい
筋膜とその働きとは
筋膜とは、筋肉を包む薄い膜のことで身体全体に張り巡らされ、表層から深層まで立体的に包み込むため、「第2の骨格である」といわれています。
筋膜には筋全体を包む筋外膜、筋繊維を束ねて覆っている筋周膜、筋繊維1本1本を包む筋内膜と3種類に分けられます。
この筋膜は柔らかい組織なので委縮・癒着しやすいのが特徴で、その委縮・癒着が原因でコリや痛みを招き、筋肉の柔軟性を損なうこともあります。
他にも筋膜は身体全体に張り巡らせれていることから筋肉同士の連動性にも関与しており、お身体をスムーズに動かすことを可能にしています。
役割
①各組織を包み込み組織間に仕切りを作ると同時に結び付け、お身体の態勢を保つ役割
②組織同士がこすれあうことで生じる摩擦からの保護
③筋組織を包んでいる3つに構成された構造から筋繊維の動きを支え、力の伝達を行う
この3つの役割があります。
なぜ筋膜ストレッチが必要なのか
筋膜は主にコラーゲンと水でできています。
水分の枯渇やストレス、パソコンやデスクワークなどの同じ姿勢での長時間作業、筋肉の柔軟性の低下などにより、筋膜同士が癒着して、筋肉自体の動きを阻害してしまいます。
筋膜は全身を覆う組織です。筋膜が委縮・癒着していくとお身体の一部分だけではなく、お身体全体が硬くなっていきます。また、痛みがある場合も痛みのある場所が原因というわけではなく、一見関係ないような部位に原因があることもあります。
今の時代多くの職場でパソコン、デスクワークがあるため自然と長時間同じ姿勢で作業することが多く、筋膜を痛めてお身体につらい症状を抱える人が多くいます。
筋膜ストレッチをすることで、筋膜同士の癒着を取り、痛みの軽減・除去や痛みの出にくいお身体作りができます。
また、スポーツや運動の面から見ても筋膜ストレッチをすることで筋肉の連動性や柔軟性を改善することによってスムーズにお身体を動かす事が出来るので、パフォーマンスを向上する事が出来ます。
筋膜が正常でないとどんな症状が起きるのか
動きは筋膜の連続性で成り立っているため、筋膜が正常でないと運動の効率が下がってしまいます。
また、筋膜はお身体全体の柔軟性にも関与している為、全身が硬くなってしまいます。
筋膜には痛みを感じるセンサーがたくさんついているため、正常でない場合、痛みを感じやすくなってしまいます。
よって、痛みや辛さ、だるさなどの症状に加え、姿勢が維持しづらくなったり、運動パフォーマンスの低下、日常生活での負担、股関節や膝関節などの可動域の低下、足底筋膜炎、自律神経の乱れ、冷えやむくみなど様々な症状が出てきてしまいます。
癒着してしまうことにより、血流やリンパの流れも滞ってしまいます。
筋膜はつながっているため、1箇所に問題が起こるとほかの部位がかばおうとして別の部位にも問題が起きてしまい、その下の筋肉にまで影響を及ぼしコリやハリの原因となってしまいます。
当院の筋膜ストレッチ(筋膜リリース)とは
当院の筋膜ストレッチは、ハムストリングスや、下腿のヒラメ筋、腓腹筋、足底筋、大腿四頭筋、腸腰筋、大殿筋、中殿筋、小殿筋、肋間筋などの筋肉にアプローチするストレッチを腹式呼吸で行うことにより、痛みや辛さ、だるさを除去し、運動パフォーマンスの向上や、姿勢が維持できるようになります。
日常生活の負担も減り、足が軽くなり、仕事や運動のパフォーマンスも向上するのでスポーツ選手にもオススメとなっています。
またむくみやハリ感も軽減することが出来るので、立ち仕事の方にもオススメです。
1回の短時間の施術で、かなりの効果が得られる当院の筋膜ストレッチです。実際に前屈のテストを施術前後で行うと効果が一目で分かります!
その施術をうけるとどうなるのか
筋膜ストレッチを受けると、冷え性やむくみの改善もできます。
また、膝関節や、股関節の可動域の改善効果もあるので、膝や股関節の動きが悪い方にもお勧めです。
腰痛や足底筋膜炎の辛い方、運動パフォーマンスが低下していてお悩みの方にも効果が期待できます。
筋肉的な面だけではなく自律神経の乱れにも改善効果が出ているので、
不眠やイライラなどの自律神経症状にも効果的です。
また、お身体を柔らかくする効果もありますので、小さなお子様はいまから柔軟なお身体を作っていくことで将来的にスポーツをするにも有利になります。
お身体の不調が出る前に筋膜を柔らかくしておくことで、ケガのリスクも軽減できます。
施術頻度は??
1回の施術でも前屈が見違えるほど変わったりもしますが、すぐに戻ってしまいます。
筋肉は90日の周期で細胞が生まれ変わっています。ですので少なくても週2回を3ヶ月は続けることをお勧めします。お身体に柔らかさを覚えさせ、痛みのでにくいお身体を作るには半年間かけて徐々にやっていく必要があります。
週2回以上、できれば毎日行うことでお身体が覚えるのも早くなり、早期に柔らかいお身体を手に入れることが出来ますので、とても硬くなってしまっている場合はできるだけ毎日の施術をお勧めします。