四十肩・五十肩｜鎌ヶ谷西口整骨院

夜に肩の痛みから目が覚め、肩に枕などを引かないと寝ることができない。
肩が上に上がりづらくなったために、洗濯物が干しづらくなった。
肩を動かした時に痛みがあり、腕を後方に回すことができない。髪を後ろで束ねることができなくなった。
電車で吊り革を掴む時に肩に痛みが出るために掴むことができない。
シャンプーをする時に髪を洗えずに痛みが出る。
歯を磨く時に腕をそのままで維持することができない。
洋服を着替える時に結滞動作ができないために着替えづらい。

四十肩・五十肩に対する当院の考え

四十肩、五十肩と呼ばれている症状の正体は肩関節周囲炎と言われる肩の炎症の事を指しています。肩こりと混合される方が多くいるのですが似ているようで全く違う症状です。肩こりは日常の姿勢の悪さから筋肉が緊張し血流が悪くなり、筋肉疲労を起こし張り、痛みを生じます。肩関節周囲炎では、主に老化が原因とされ、肩の周りの関節包や腱板が炎症を起こすために痛みが出ると言われています。若年者ではなく中年以上の肩に多く見られます。はっきりとした原因が分からない肩関節周囲炎は短くても数ヶ月長ければ数年以上かかるとされています。より適切な治療を行い最小限に留めることが大切です。

四十肩・五十肩を放っておくとどうなるのか

肩関節周囲炎は、放置していても治ることがありますが軽症だと数ヶ月、重症だと最低でも１年半以上かかる場合があります。この症状はいつの間にかなりいつの間にか治っているという事が多いですが、治療しないで治ると肩関節の可動域が落ちることがあります。日常生活を送る上で肩に制限ができるというのは、出来ることに制限ができるだけでなく、趣味、娯楽の邪魔をしかねない問題になってくると考えています。痛みの症状は主に急性期、慢性期、回復期があるとされています。急性期が特に酷く、鈍痛に始まり感覚異常、疼痛、夜間痛、安静時痛になっていきます。この時期をうまく乗り過ごすために治療は大切だと考えています。

四十肩・五十肩の改善方法

肩関節周囲炎は期間によって治療方法が異なってきます。まず最初の急性期では、炎症により痛みが増悪しているのでアイスパック、湿布により冷やしてあげることが大切です。冷やしすぎて拘縮が起きないように注意します。痛みが緩和されてきたら、逆にあっためる治療である温熱治療をしていきます。痛みがなくなった場合は炎症ではなく、拘縮期に入ってくるのでそれを予防するために行なっていきます。最後に回復期になり、肩の炎症、痛みがなくなってきたら少しずつ運動療法、ストレッチを行なっていきます。肩関節が拘縮しているのでそれを和らげるために行います。

四十肩・五十肩の改善に効果的な当院の施術メニューは？

当院の施術メニューとしては、EMS、鍼灸、肩甲骨はがし、指圧、温熱・寒冷療法を行います。温熱、寒冷治療に関しては時期によって異なるので状態を確認しながら温めたり冷やしたりします。鍼灸では、炎症を抑える意味での鍼や拘縮が進行してしまっている肩に打ち、血流を促進することで筋肉の緊張を取り除いていきます。EMSでは、筋肉が過緊張している部位を狙い、広範囲で筋肉を動かしながら治療をし、筋肉に柔らかさなどを与えます。肩甲骨はがしでは、肩周りの硬くなってしまっている筋肉を文字通り剥がしてあげることで肩の可動域を上げることができます。