胸郭出口症候群
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上肢の痺れ、手指の痺れ、脱力感がある人では、デスクワークや事務仕事により姿勢が悪かったりすると起きやすくなります。上肢、手指のむくみがある人では、肩が圧迫され、血流が悪くなりやすい方に起きやすいです。握力の低下では、神経と血管の通り道である首、肩に圧迫が生じ、正常の位置に骨格、筋肉がないために症状が出やすいです。首、肩甲骨の痺れでは、姿勢が悪く圧迫されるために出やすいです。上肢、手指の蒼白では、血流がうまく流れてないために出やすいです。
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胸郭出口症候群に対する当院の考え
胸郭出口症候群は、首が長く、撫で肩の若い女性が多いとされている病気です。その理由としては、神経が引き伸ばされ、牽引がずっと首にかかってるしまい負担になっているからです。神経が圧迫されてる時には、痺れや痛みが生じます。特に上肢を挙上する動作である、つり革を掴む動作、ドライヤーで髪を乾かす動作などを頻繁にする方が痺れ、痛みが生じやすいです。胸郭出口症候群は保存療法と言われる手術に頼らないものでも施術する事は可能ですが、構造が難しいために全てが完全に治癒することはできません。しかし、そのままの状態でいても症状は変わらないので一度治療をしてみることが大切です。
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胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
痺れ、脱力感があるために日常生活に支障をきたしていくようになります。身近な所だと、ドライヤーを使う動作、洗濯物を干す動作などが上肢の痺れ、脱力感、痛みにより苦痛になります。この症状は、狭窄部位と呼ばれるものが3つあるのでそれを検査し、適切に処置してあげれば症状は緩和することができます。しかし、神経や血管を肋骨や鎖骨などの骨が圧迫している場合や筋肉が締め付けている場合もあります。骨の問題である場合だと、手術して取り除いてあげなければ症状を緩和、完治する事は難しいです。筋肉の問題であれば、当院でも緩和する事ができます。
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胸郭出口症候群の改善方法
まず、3つある狭窄部位の中から検査によりどの部位で起きているかを調べる必要があります。それにより治療を分ける必要があります。主に胸郭出口症候群の改善する方法としては、ストレッチ、運動療法といった身体を動かしてあげる事が大切になってきます。首、肩、肩甲骨周辺の動きが悪くなってしまっているのでその動きを出すために、ストレッチや運動療法を行い、正常の状態に近い身体作りをしていく必要があります。ストレッチは、胸鎖乳突筋や斜角筋など肩周りのストレッチをしてあげるだけでも変わります。また筋肉トレーニングも大切です。僧帽筋、肩甲挙筋の筋トレをすることにより上肢、肩甲帯を吊り上げるために必要です。
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胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
当院では、骨格と筋肉にアプローチすることができるため、骨格矯正、肩甲骨剥がし、猫背改善矯正、鍼治療をおすすめします。骨格矯正では、正常な姿勢にないものを戻してあげる事を意識して施術していきます。肩甲骨剥がしでは、肩甲骨周辺の筋肉の硬さ、柔軟性の低下により症状が出てる場合があるのでその筋肉を剥がしてあげることにより、可動域を出して神経の通り道を作り出してあげます。鍼治療では、指圧では届かない所やピンポイントで狙いたい筋肉にうつことで症状の緩和、改善を目指し施術していきます。どれも一度の施術でもとても効果的ですが毎日の治療が大切になっていきます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
上肢に出てくる痺れ、痛みが緩和されるだけでなく、症状が出づらくすることができます。胸郭出口症候群の症状だけでなく、仕事中の身体の痛み、肩こりなどもその施術をすることにより、出る回数が少なくなります。それにより仕事の効率化が図れるだけでなく、休日身体が辛く、一日中寝ていることが少なくなり、好きな事が出来る回数が増えていきます。実際に患者様のお声でも、症状が出づらくなったため、昔より快適に過ごすことができるなどもお声も頂いています。
改善するために必要な施術頻度は?
当院の治療は、一回だけでも治療効果が出るためにその一回で終わる方がいるのですが、あくまでもその一瞬正常な位置に戻っただけです。身体は良くも悪くも覚えがいい方に流されていきます。治療回数を重ねて身体に正常な位置はここだよと教えていかなければならないので、週に最低でも2回は来院して頂かなければなりません。