野球肩・野球肘
こんなお悩みはありませんか?

痛みと機能障害
最も一般的な悩みは、持続的な痛みと動作範囲の制限です。これにより、プレーヤーは投げる動作が困難になり、パフォーマンスが低下することがあります。
回復の長期性
野球肩や野球肘の施術には長期間を要することが多く、リハビリが必要になる場合があります。これにより、選手はシーズン中に長期間欠場するリスクがあり、チームの戦力にも影響を及ぼすことがあります。
再発リスク
一度施術を終えても再発する可能性が高いことが多く、選手やその指導者は再発防止のための特別なトレーニングやケアが必要になることがあります。
心理的影響
慢性的な痛みや怪我によるパフォーマンス低下は、選手の精神的な健康にも悪い影響を与えることがあります。ストレスや不安感が増し、自信を失うこともあります。
キャリアへの影響
長期にわたる怪我や再発のリスクは、選手のキャリアに大きな影響を与える可能性があります。プロとしての野球キャリアを続けることが難しくなる場合もあります。
野球肩・野球肘について知っておくべきこと

【症状と原因】
野球肘は肘関節の内側や外側に痛みが生じ、野球肩は肩関節の前部や後部に痛みが出ます。原因は、投球時の不適切なフォームや過度の使用が主です。
【予防策】
正しい投球フォームを習得し、投球数を制限することが重要です。また、肩や肘のストレッチや強化運動を取り入れることで、関節や筋肉の柔軟性と強度を高めることができます。
【施術方法】
痛みが生じた場合は、まず休息をとり、アイシングやストレッチを行うことが望ましいです。症状が軽減しない場合は、専門医に相談し、物理療法やリハビリテーションを受けることが推奨されます。最悪の場合、手術が必要になることもあります。
【復帰のプロセス】
怪我からの復帰には時間がかかります。リハビリをしっかり行い、焦らずに体を回復させることが大切です。トレーナーや医師の指示に従い、段階的に練習を再開することが望ましいです。
【心理的サポート】
長期的なリハビリや競技への復帰に伴う不安やストレスを軽減するために、メンタルサポートも重要です。家族やチームメイトと話し合うことで、精神的な支えを得られる場合があります。
症状の現れ方は?

【野球肩】
初期の違和感: 最初は肩の違和感や軽い痛みとして現れることが多いです。特に投球後に感じることが一般的です。
痛みの増加: 症状が進行すると、肩の前部や後部に鋭い痛みを感じるようになります。投球時だけでなく、日常生活の動作でも痛みが生じることがあります。
可動域の制限: 肩の可動域が徐々に制限され、特に腕を上げたり後方に引く動作が難しくなります。
力の低下: 痛みと可動域の制限により、投球時の力が低下し、ボールのスピードやコントロールが悪くなることがあります。
【野球肘】
初期の痛み: 初期症状として肘の内側や外側に軽い痛みや違和感が生じます。特に投球後に感じることが多いです。
痛みの増加: 症状が進行すると、肘の内側や外側に鋭い痛みを感じるようになります。痛みは投球動作中やその後に強くなることがあります。
可動域の制限: 肘の可動域が制限され、特に肘を曲げたり伸ばしたりする動作が困難になることがあります。
力の低下: 肘の痛みと可動域の制限により、投球時の力が低下し、ボールのスピードやコントロールが悪くなることがあります。
その他の原因は?

【野球肩】
投球動作の繰り返し: 肩関節は非常に複雑な構造を持っており、投球動作の繰り返しにより、腱や筋肉が過度に使用されることで炎症が起こることがあります。
不適切なフォーム: 正しいフォームで投球を行わないと、肩の特定の部分に過度な負担がかかります。これが野球肩の主な原因の1つです。
ストレングスとコンディショニングの不足: 十分な筋力トレーニングやコンディショニングを行わないと、肩周りの筋肉や腱が弱くなり、怪我のリスクが高まります。
【野球肘】
投球動作の繰り返し: 肘関節もまた、繰り返しの動作により過度な負担がかかりやすい部位です。特に、肘の内側や外側に炎症が生じやすくなります。
フォアアームの弱さ: 前腕の筋肉が弱いと、肘にかかる負担が増し、野球肘のリスクが高まります。
過度の投球: 特に若い選手は、成長期に過度の投球を行うと、骨や関節が十分に発達していないため、野球肘になりやすいです。
野球肩・野球肘を放置するとどうなる?

【痛みの増強】初期段階では軽い痛みや違和感に過ぎないかもしれませんが、放置すると痛みが増強し、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすことがあります。
【関節の損傷】長期間放置すると、関節の構造に恒久的なダメージが生じる可能性があります。これにより、将来的に関節炎やその他の慢性疾患を引き起こすリスクが高まる場合があります。
【可動域の喪失】症状が進行するにつれ、肩や肘の可動域が制限され、腕を自由に動かせなくなることがあります。これがさらにスポーツ活動の制約となります。
【筋力低下】痛みや可動域の制限により、肩や肘の周囲の筋肉が使用されなくなり、筋力が低下します。これにより、さらに怪我のリスクが高まることがあります。
【パフォーマンスの低下】野球選手にとって、肩や肘の問題は直接的に投球や打撃に影響を与えます。パフォーマンスの低下は競技生活に大きな影響を及ぼし、最悪の場合、選手生命を脅かすこともあります。
当院の施術方法について

当院での施術方法は4つあります。
1つ目は、上半身のストレッチです。
上半身ストレッチとは、肩に負荷を与えている巻き肩に対しても良い施術方法となっております。
2つ目は、肩甲骨剥がしです。
肩甲骨剥がしとは、その名のとおり肩甲骨を動かして、肩の局部にかかっていたストレスを軽減し、可動域を広げる施術です。
3つ目は、電気療法です。
痛みが出ている局部に当てることで、炎症が起きている箇所へ直接アプローチすることが可能です。
4つ目は、鍼です。
鍼もまた電気療法と同じように、患部に直接アプローチして炎症を軽減させます。
軽減していく上でのポイント

【適切な休息】痛みや違和感を感じたら、まずは投球を休止し、関節や筋肉を十分に休めることが重要です。無理をすると症状が悪化する可能性があります。
【専門医の診断】症状が続く場合は、早めに専門医の診断を受けることが大切です。正確な診断に基づいた施術計画が立てられます。
【リハビリテーション】医師や理学療法士の指導のもと、適切なリハビリテーションを行うことが重要です。ストレッチや筋力トレーニングを取り入れ、肩や肘の柔軟性と強度を高めます。
【フォームの軽減】不適切な投球フォームが原因である場合は、コーチの指導のもと、正しいフォームを習得することが必要です。これにより、関節への負担を軽減できます。
【投球数の管理】投球数を制限し、過度な使用を避けることが重要です。特に若い選手は成長期にあるため、注意が必要です。
監修
鎌ヶ谷西口接骨院 院長
資格:柔道整復師、鍼師、灸師
出身地:茨城県かすみがうら市
趣味・特技:スノーボード、ダーツ







