肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨の周りにある筋肉をほぐしたり、ストレッチを加えて刺激してあげる事により、肩の可動域を邪魔している組織を取り除き、肩甲骨の凝りや痛みをなくすためのものです。肩甲骨の間には褐色脂肪細胞があり、代謝が良くなる効果も期待することができ、脂肪燃焼や猫背改善によるバストアップ効果も促すことができます。肩甲骨はがしをやる患者様で1番多い悩みが肩こりです。肩こりは国民病と言われるくらい悩む種になります。デスクワークが増え、長時間同じ体勢で身体を動かさずに過ごす方も増え、国民病がますます増えていっている状況です。肩甲骨はがしをすると、普段刺激がないため動かなくなっている部位が動くのでスッキリ感も出ます。
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肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨まわりが固くなる原因は数多くありますが、近年で多くなっているのはデスクワーク増加による肩凝り、首が前にいっていることにより姿勢の悪化によって引き起こされる筋肉の硬さ、柔軟性不足が原因の方が多いです。肩甲骨周りが固くなるリスクとしては、首肩が常時痛みが出ているために緩和させようとして身体がそこの痛みを抑えようとして代償動作や代償になる筋肉が過剰に動くために、肩甲骨周りの痛みや固さだけでなく、腰痛や猫背になってしまう可能性が出てきます。姿勢が悪くなり、それに伴い猫背になるために、身長が縮んでしまったり歳を重なるにつれて背骨が曲がっていってしまうので最終的には背筋が張れない身体になってしまいます。
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肩甲骨はがしをするメリットとは?
肩甲骨剥がしをやる最大のメリットは国民病である、肩凝りを改善することができる点です。仕事中の肩凝りから解放されると仕事効率も捗り、集中することができるため心にも身体にも余裕を作り出すことが可能だと考えています。他にも、肩甲骨の間にある褐色脂肪が活性化するために脂肪が燃焼され、ダイエット効果も期待できます。猫背を改善することも可能になってくるので、女性であればバストアップ効果や背骨が曲がっていってしまうことも未然に改善することが可能になってきます。肩甲骨周りについている筋肉は首にも付いているため、頭痛改善や首の症状緩和にも期待することができたりとメリットは多くあるので一度肩甲骨はがしを体験して頂くのがいいと考えています。
自分でできる肩甲骨はがし
セルフケアは数多くあるのですが一例をあげていきます。一つめは、両手でタオルの端を持ち、上に挙げ数秒キープし、その後下に下げ、その位置でまた数秒キープを3〜4セットを行う。二つめは、背筋を伸ばして両肘を肩の高さまで上がる。その後肘で円を描くように腕を前と後ろ交互に回していくのを3〜4セット行う。三つめは、仰向けになり、肩甲骨の内側にボールを置き両腕を天井に向かい、ゆっくり伸ばす。その後膝を曲げ両腕をゆっくり下ろすこの行動を3〜4セット行う。この三つを一例として挙げさせて頂きましたが、最低でもどのストレッチをやるとしても毎日又は2日に1回やって頂かないと筋肉が元の固さに戻ってしまうので注意が必要になっていきます。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の肩甲骨剥がしはスポーツドクターに認定されている治療メニューを行なっています。そのために、一つ一つの手技に目的を持ち、尚且つ国家資格を持っている柔道整復師が行っているために適切な治療を行うことができます。国家資格を取る際、筋肉の起始停止や臨床症状を学ぶため、肩甲骨周りの筋肉を触診しながら治療することが出来ます。肩甲骨剥がしをする際にいくつか検査するのですが、その検査をクリアしなければ肩甲骨が正常に動いていない証拠です。その動きを邪魔している筋肉に全て狙ってアプローチすることができます。当院で肩甲骨剥がしを一回行っただけでも効果は出るのですが何回も通院して頂くか、セルフケアをすることで効果を持続することができる治療メニューになります。