足底腱膜炎
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朝起きてからの一歩目が痛い、ベットからの起き上がりが辛い人はこの炎症であることが多いです。急に歩き出すと痛い人は筋疲労との区別が必要ですが、この炎症であることがあります。部活をやっている学生さんも足裏に負担がかかるため起きやすいです。長時間の立ち仕事により歩き出しに痛みが出る方も疑いがあります。肥満、体重増加に伴う方、BMIが30以上の方も足裏に痛みが出始めたら足が体重によりアーチが崩れるために起きやすい原因です。
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足底腱膜炎に対する当院の考え
足底筋膜炎は放置していても治るものですが、治療しながらでも数か月以上はかかるとされているため治療をすることをおすすめします。まず、足底筋膜とはかかとから足の五本指の付け根まで扇状に広がる強靭な線維の膜のことを言います。その部分に負荷がかかり小さな断裂が起き、痛みが生じます。それが足底筋膜炎といいます。ランニングやジャンプする人、肥満、立ち仕事の人に多いです。どれにでも当てはまるのがふくらはぎの筋肉が硬くなりやすい、足裏に負担がかかりやすい環境にあるという点です。足底にかかる衝撃は歩行時で1,2倍、走行時で2倍かかるといわれます。足裏の負担を変える努力をしなければ一生抱える症状になりえると考えています。
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足底腱膜炎を放っておくとどうなるのか
足底筋膜炎は放置をしていても、治る見込みはありますが偏平足の方だとアーチが崩れ横のアーチだけでなく、縦のアーチもなくなり悪化してしまうことがあります。足裏が痛くなるためその代償動作として、ふくらはぎの筋肉を過度に使うだけでなく、大腿にも負荷がかかり最後には股関節の痛みにつながり骨格のずれにも及ぶ可能性があります。身体は、一つどこかのパーツに不具合が生じるだけで、代償動作が生じるため全身の痛みへとどんどん悪化の糸へと繋がっていきます。一番日常生活に支障がでると悪循環の連鎖になるため注意が必要です。
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足底腱膜炎の改善方法
足底筋膜炎の改善方法には主に、ストレッチや筋トレが必要です。他にはアイシング、ロキソニンなどの消炎作用が期待できるものがありますが、この2つは一時的に楽になるだけのものです。ストレッチはふくらはぎの筋肉が硬くなっても足底にストレスがかかるためアキレス腱を伸ばします。あとは、足のかかとから足首にかけてゆっくりそらす。筋トレでは、手と同様にぐーちょきぱーをする動作をやる。また、タオルギャザーといわれるタオルを手繰り寄せる動きがあります。これは足底筋膜炎だけでなく、偏平足の方にも効き目があるため万人受けがいい筋トレです。
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足底腱膜炎の改善に効果的な当院の施術メニューは?
当院の提案する治療メニューとしては、EMS、鍼、筋膜ストレッチがあります。まずEMSでは、足の裏とふくらはぎに貼っていき他動的に動かし痛みの軽減だけでなく、筋トレ効果も柔軟性のアップにも期待できます。鍼では、ふくらはぎと足裏にうち過緊張している腱を
緩めることにおもきを置きアプローチしていきます。筋膜ストレッチでは、硬くなっている下半身の筋肉を柔らかくすることで、痛みの改善を目指します。足底筋膜炎の症状だけでなく、足のむくみがある人のも一石二鳥の期待ができるメニューになっています。今現在、デスクワークの方が多いため楽になるとお声が多くあります。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
長年抱えていた人にはあたりまえに痛みがない生活ができる喜びから、精神的にも余裕ができ笑顔が増えます。もちろん、足底筋膜炎の症状が消えるだけでなく、足のむくみがとれ履けなかったものがはけるようになることも十分にあり得ます。足のアーチは人間にとってとても必要です。歩くことが生きる上で大切なので尚更その土台をしっかり作れれば、健康寿命を延ばす伸ばすことにつながり、より良い人生を送ることも夢ではありません。
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改善するための治療頻度はどのくらいか
どの症状にも言えることですが、一週間に三回以上は来院して頂いたほうが身体のよくなるスピードは上がります。よくあることなのですが、一度で楽になったからと言って一度でやめてしまう方がいるのですが、一時的なものなのでぶり返しは早く来ます。そうならないためにしっかりと期間、ケアする時間を作ってあげることが大切です。